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2005年5月2日(月)〜6日(金)
ゴールデンウィーク広島の旅


【スケジュール】

5/2(月)
東京22:00(サンライズ出雲)

5/3(火)
→ 岡山6:27/6:46 → 尾道8:04/10:50 → 三原11:02/11:13 → 広12:37/12:41
→ 呉12:51/14:51 → 広島15:21/15:24 → 可部16:04/16:10 → 広島16:51

5/4(水)
広島9:11(こだま631号) → 新岩国9:28/11:58(こだま726号) → 広島12:14

5/5(木)
広島8:37(こだま629号) → 新岩国8:54/御庄9:28※ → 錦町10:11/10:56 
→ 南桑11:13/12:21 → 岩国13:06※/13:12 → 宮島口13:33/16:55 
→ 広島17:18/21:00→岩国21:43/22:03(富士)

5/6(金)
→ 東京9:58

※御庄→錦町→南桑→岩国の錦川鉄道線は周遊きっぷの範囲外(要別料金)


5/2(月)


 2005年のゴールデンウィークは、周遊きっぷの「広島・宮島ゾーン」を使い、広島を中心に旅をすること
にした。

 出発当日は仕事を終えてから帰宅し、旅支度を済ませて東京駅に21:30ごろ到着。最初の列車は寝
台特急サンライズ出雲号で、これに乗車して岡山まで向かう予定である。

 飲み物等を買いホームで待つが、やはりゴールデンウィーク期間中ということもあり、結構な人がいる。
21:50ごろ、9番線ホームにサンライズ出雲・瀬戸号が入線。久々にこの電車に乗ることになる。



 今回の指定は13号車5番のシングル下段。岡山まで行くので瀬戸でも出雲でもどちらでもよかったが、
指定を取ったときには残室が出雲に一つしかない状態だった。禁煙車を希望したものの既に空きはなく、
やむなく喫煙の部屋で妥協したが、個室ゆえそれほど臭いは気にならなかった。車内は木目調の暖かい
色で、コンパクトながらも、鏡、ラジオ、時計等の設備も整っている。



 発車後にちょっと車内を散策。隣の12号車はノビノビ座席の車両で、カーペット上に客が寝転んでい
るのが見える。若い女性もちらほらいたのが意外だった。自分が寝転んでいる姿を見られても平気なの
かな。

 しばらく部屋の電気を消して夜景を眺めていたが、23時過ぎに寝ることにする。やはりムーンライトなが
らとかの座席車と比べれば寝やすく、すぐに眠りに落ちる。


5/3(火)

 4時過ぎに目が覚めて外を見ると、高槻駅を通過しているところだった。そのままボーッとしつつ、車窓
を眺めて行くことに。5時を過ぎたころにはだいぶ明るくなってきた。

 6:27に岡山駅に着き、ここでサンライズから下車。快適な列車なのでまだ乗り足りないくらいだが、こ
の列車は広島方面には進まないのでやむをえない。



 岡山駅では20分ほど待ち、6:46発の三原行きに乗車。8両の長い編成だが、休日の朝のせいかそれ
ほど混んでいない。この電車に乗り、まずは尾道まで向かう。岡山、広島の2県の県境を通るが、ずっと住
宅街が続き、これといって景観が楽しめる区間はない。

 そして8:04に尾道駅に到着し、コインロッカーに荷物を預けて徒歩で市内観光に向かう。尾道は同市出
身の大林宣彦監督の映画の舞台として使われた場所が点在しており、徒歩でも十分にまわることができる。

 ガイドブックを参考に歩いてみるが、とにかく坂が多い。これが味わいのある風景を作り出しているのだが、
暑いときの散策には結構つらいものになる…。でも、狭い道を歩きながら目の前に広がる風景は、映画のロ
ケ地として使われるのもわかるような住宅、路地、神社、そして海。なかなかいいものだ。

  

 坂道を降りて海岸にたどり着くと、ちょっと先にしまなみ海道へ続く新尾道大橋も見えてくる。対岸の向島
との連絡船も行き来しており、海のまちということを感じさせてくれる。



 散策を終え、そろそろ早いところでは食堂が営業し始めたので遅めの朝食とする。海沿いのラーメン店
「くう海」で尾道ラーメン(470円)を食べる。暑かったのでラーメンを食べるのもどうかと思ったけど、やは
り名物は食べておかねばということで注文。こしのある麺としょうゆベースのスープがおいしかった。



 電車の時間も近づいてきたので尾道駅に戻ると、駅ではこれから市内観光へ向かう人々でごった返して
いた。

 10:50発の電車で三原まで行き、そこから呉線に乗り換え。初めて乗る路線なので車窓が楽しみだ。
しかし、乗り換えた広行きの電車はオールロングシートの車両。これでは景色を楽しめない。

 三原駅を出て数分で車窓左手に海が広がってくる。天候もかなりよく、太陽に照らされた海面と大小の
島々がきれいだ。その後も海が見えたり消えたりしながら、呉線の旅は続いてゆく。

 広駅でいったん乗り換えして、12:51に呉駅に到着。広島県内では広島市、福山市に次いで人口の多
い都市ということもあり、駅も結構立派なものとなっている。



 呉駅で下車して、まずは「いせ屋」という食堂へ。呉は海軍のまちということで、海軍でよく食べられてい
た肉じゃが発祥の地として町おこしをしている(もっとも呉のほかに、京都の舞鶴も発祥の地として名前を
上げている)。

 さて、この店で海軍さんの肉じゃが(400円)とカツ丼(1,100円)を注文。肉じゃがは甘みのきいた味
付けで、カツ丼は一瞬「カツカレーか?」と思ったが、これがこの店の名物で、カツの上に特性ソースをか
けたもの。味はカレーとも違う独特のものだった。



 その後、入船山記念館へ向かう。ここは旧海軍鎮守府の司令長官官舎を用いた施設で、入り口には当
時用いられていた時計台の一部が展示されている。



 市内観光を終えて呉駅に戻り、14:51発の電車で広島へ向かう。車内は結構混雑しており、広島まで
立ったままだった。

 15:21に広島駅に着いたが、ホテルのチェックイン時間が16時だったため、時間つぶしを兼ね、まだ
乗ったことのない可部線に乗車することにした。すぐの接続で広島駅を出発するが、この電車も学生が
多く混んでいた。

 可部線は住宅街を走るため、これといって車窓も楽しめず、強いて言えば、上八木〜中島間の太田川
を渡る区間が眺めがいいといったところか。

 終点の可部駅に着くが特に見に行くところもなく、ちょっと駅前を歩いて今乗ってきた電車の折り返しで
広島に戻ることにする。平成15年11月末まではこの可部駅の先、三段峡駅まで線路が伸びていたのだ
が、廃線になってしまった。景色を楽しめる路線だったと聞いており、結局乗れなかったのが残念だ。



 17時前に広島駅に戻り、駅近くのホテルにチェックイン。少し休んでから夕食を食べに出かけることに
する。広島といえばお好み焼きということで、ガイドブックに載ってる店のどこに行こうか検討し、疲れてい
たのでとりあえず駅ビルの中にある店に行くことにした。

 駅ビルの中にも何軒かお好み焼きの店があり、今回選んだのは駅ビルアッセの2階にある「麗ちゃん」
という店。豚肉、たまご、イカテンのお好み焼き(780円)にネギ(110円)をトッピング。ガーリックパウダー
をかけて食べたらおいしかった〜。これ1枚で満腹になり、ホテルに戻って休むことにする。




5/4(水)

 ホテルを出て広島駅に向かい、9:11発のこだま631号で新岩国駅へ。この区間だけは周遊きっぷで
の新幹線利用が可能となっている。

 20分弱で新岩国駅に到着。こだま号とはいえ、やはり新幹線は速い。駅前に出ると、地方の新幹線駅
という感じで閑散としている。店もほとんどないし。

 まずは今日の目的地である錦帯橋へ向かうため、駅前のバス亭に向かう。ほどなくしてバスが来て、乗
車して約10分で錦帯橋に到着(バス代280円)。

 有名観光地だけあって、かなりの人出となっている。錦帯橋の周りでは写真を撮る人でいっぱいだ。ち
なみに、この橋を渡るのには300円かかる。



 錦帯橋を渡りしばらく歩くと、岩国城へと向かうロープウェイ乗り場に着く。ここも混雑していて約30分待
ちとのこと。

 暑い中待ってロープウェイで山頂に登り、さらに歩くと城が見えてくる。天守閣に入り、最上階から眺める
岩国の街並みもなかなかいいものだった。

  

 岩国城を後にし、再びバスに乗り新岩国駅へ戻る。駅構内の売店で岩国名物の岩国寿司(420円)を
売っていたので1個購入。岩国寿司は岩国の特産品であるレンコンやしいたけなどを用いた押し寿司で、
錦帯橋付近でも食べられる店が多い。11:58発のこだま726号に乗り、岩国寿司を食べながら広島に
戻る。



 12:14に広島駅に戻り市内観光へ。市内には路面電車が複数の系統で走っており、なかにはかなり
レトロな感じの電車も現役で活躍している。



 まずは縮景園前で降り広島城へ。もともとは毛利輝元が築いた城で、敷地の中はかなり広い。城内で
はイベントも行われており、かなりの人で賑わっている。しばらく散策をした後は、近くの縮景園へと移動。
ここは広島藩主浅野長晟が元和時代に別邸の庭として造った庭園で、広い池の周囲を緑の木々が取り
囲んでいる。

  

 再び路面電車に乗り、今度は原爆ドームへ。いつかは訪れてみたいと思っていたけど、実際に平和記
念資料館とかの展示物を見ると、いろいろと考えさせられる。この日はゴールデンウィークの真っ最中と
いうこともあり、公園ではイベントも行われ盛況となっていた。



 その後、繁華街をしばらく歩き、16時前に「本家村長の店」というお好み焼き屋に入る。カキそば入り
お好み焼き(1,260円)を食べ、一緒に飲んだビールもうまかった。



 食後は市内を散策してみるが、やはり中国地方を代表する都市だけあって、いろいろな施設が充実して
いるなぁと実感。夕方になり、ホテルに戻って休むことにする。


5/5(木)

 この日は、午前中は山口県東部を走る第三セクターの錦川鉄道の旅を楽しみ、その後宮島を観光する
こととした。

 前日同様、広島駅から新幹線に乗り新岩国駅へ。駅から数分歩くと、錦川鉄道の御庄駅に着く。ローカ
ル線ゆえ列車本数が少なく、30分ほど待って錦町行きの列車に乗車。

 御庄駅を出ると、いきなりのどかな山里の風景が現れる。ゴールデンウィークの人混みを離れて、こういう
ローカル線を旅するのもいいものだ。

 列車は錦川沿いを進むため、景観はすばらしい。錦町方向に向かって右側に座るのがおすすめ。錦川
清流線という愛称は伊達じゃない。景観を眺めながら、とりあえずは終点の錦町駅まで向かう。

  

 錦町駅に降り立ち、駅前の通りを少し歩けば錦川にたどり着き、近くの商店街では店先の一部を使い
「錦町まちぐるみ博物館」として、漁具や近くに住む魚の展示などを行っている。

  

 40分ほど滞在して岩国方面に戻るが、来る途中で一つ気に入った駅があったのでそこで途中下車。
南桑駅という無人駅で、駅のすぐ下を錦川が流れる絶景の駅。下の右側の写真でオレンジと青の車両
が停まっているのが南桑駅のある辺りで、ほんとに山と川の間にある。

  

 橋を渡ったところに民家や数件の商店があるくらいで、特にすることもなく、河原を散策して1時間ほど
時間をつぶし、12:21発の岩国行きに乗車。

 13:06に岩国駅に着き、普通電車に乗り換えて宮島口駅まで向かい、JRの宮島航路で宮島へ。日本
三景だけあって、午後の時間にもかかわらず宮島へ向かう客はかなり多い。

 10分ほどの乗船だが、デッキで潮風を浴びての船旅もまたいいものだ。宮島が近づくと厳島神社の鳥
居が見えてきて、海岸には大勢の人がいるのが見える。



 宮島に着き厳島神社のほうに向かうと、路上に鹿がいっぱいいる。餌をもらえるためか、結構人なつっ
こい。

 海岸沿いを歩くと、程なくして厳島神社に到着。先ほど船から見たときは鳥居の下にいるのは観光客だ
けだと思っていたが、実は潮干狩りをしている人もかなりいた。まさかこんなところで潮干狩りをしている
人がいるとは予想外だった(笑)。

  

 しばらく島内を散策して、16時前に食堂に入り名物のあなご飯定食(1,365円)を食べる。熱々の器の
中に2本のあなごが入っており、おいしく食べることができた。



 宮島観光を終えて広島駅に向かい、再度広島市内を散策。20時頃に駅に戻り、駅ビル2階の「よっち
ゃん」という店でイカてん入りお好み焼き(787円)をネギトッピング(105円)で注文。これで3日連続3枚
目のお好み焼きとなる(笑)。



 夕食を終え、あとは東京へ帰るだけ。帰りは寝台特急富士で帰ることにしており、乗車駅は岩国駅から。
周遊きっぷの範囲内だし。どうせ乗るなら長時間寝台車の旅を味わっていたいので、岩国駅から指定券を
押さえていた。

 広島駅を21:00に出発する電車で40分ほど揺られ、岩国駅到着。駅の外に出ると雨が降り始めてきた。
旅行期間中は好天に恵まれていたが、最後に天気がくずれたか…。もっとも、もう帰るだけなので問題はな
いのだけれど。ホームに戻り列車の到着を待つが、客はあまりいない。



 22時過ぎにやって来たはやぶさ・富士号に乗り込み、指定された9号車15号室に入る。下段のB寝台
個室を取っており、上段よりも立った時のスペースがあるのでいい。1時間ほど夜景を眺めて就寝。疲れ
のためかすぐに眠ることができた。


5/6(金)

 朝5時過ぎに名古屋駅に着いたところで目が覚める。そのあとは身支度を整え、車窓を眺めながら東京
へ着くのを待つだけだった。

 9:58に東京駅に着き、今回の中国地方の旅は終了。楽しく旅の時間を過ごすことができ満足だった。
 

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