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平成16年6月26日(土)、27日(日) 「土・日きっぷ」で新潟旅行


  6月26、27日の土日に実家のある宮城に帰ることになっていたので、JR東日本から出ている
「土・日きっぷ」を使うことにした。このきっぷは値段は18,000円でJR東日本管内の宮城県と山
形県から南側がおおよその利用範囲で、この区間なら新幹線も含めて土日の2日間乗り放題で、
4回までなら指定席の利用もできるという便利なきっぷである。

 実家の最寄り駅が東北新幹線だと古川駅であり、自分にとっては普通に帰省に使っても4千円以
上得になるというありがたいきっぷ。まっすぐ東京から古川駅まで行ってもよかったが、夕方までに
実家に帰ればよかったので、どうせならちょっと(?)寄り道してから行こうと思い、新潟をまわって
向かうことにした。

 当日はまず東京駅6:08発の上越新幹線とき301号でスタート。一応指定席は取っていたもの
の、自由席車両を見ても、それほどの混雑でもなかった。

 車窓を眺めていると天気が悪く、いまにも雨が降りそうな感じである。それでも群馬県内を走ってい
る間はなんとか曇り空のままだったのだが、長いトンネルを抜け越後湯沢駅が近づくと、車窓に雨粒
が当たりだした。その後もトンネルで車窓をさえぎられつつも見える景色は薄暗いものばかり…。



 そういえば、上越新幹線に乗るのは今回で2回目。前に乗ったときはほとんどの区間で寝ていたた
め記憶がなかったけど、トンネルの区間がかなり長くて、車窓が楽しめない路線である。群馬、新潟
の県境なんかは山々の緑がきれいだったろうに、ほとんど暗闇しか見えなかった。

 8:16に新潟駅に着き、特急いなほ1号に乗り換え。新潟駅の在来線ホームに向うと、とりあえず
雨は降ってない模様。なんとかこのまま天気がもってほしいものだが。

 8:33にいなほ1号は新潟駅を出発。この列車の指定席も押さえていたのだが、その席が通路側
だったので、自由席車両に向かってみると、海が見える側の窓側の席が空いてたので、そこを確保。
この先の路線では途中で日本海をきれいに眺められる区間があるので、旅が楽しめそうだ。新潟を
出てしばらくは住宅街が目に着くが、新発田駅を過ぎたあたりから田園の風景が広がってくる。



 そして村上駅から先は車窓左手に日本海が眺められる。この区間も何度か通ったが、飽きさせな
い風景である。悪天候のため、きれいな風景とまではいえないが、日本海を間近に眺めながらの列
車の旅はやはりいい。



 そして10:05に着くあつみ温泉駅で下車。この駅は海が近くにあり、特急も停まる駅だから何か
しら時間をつぶすことができるだろうと考えていた。しかし、駅前にはこれといった店とかもなく、さら
に駅を出た瞬間に雨が降ってくる始末。なんか最近、旅先で天候に恵まれないことが多い気が…。

  

 とりあえずちょっと海を見て駅に引き返し、10:22発の村上行きの普通列車に乗車。もう一度
日本海を眺めながら、村上まで向かうことにした。

 11:27に村上駅に着いても、雨はまだ降っている。ちょうどお昼なので食事にしようと思い、2年
程前に行ったイヨボヤ会館という鮭の博物館(?)のそばに食事ができる施設があったのを思い出
し、そこに行ってみることにした。

 小雨のなか15分ほど歩き、イヨボヤ会館の隣にあるサーモンハウス2階の鮭料理の店「はらこ茶
屋」に入る。珍しそうなメニューとして鮭とろ丼(900円)があったので、これを注文。鮭らしく普通の
トロよりオレンジっぽい色で、味もマグロとは違うのがはっきり分かる。結構おいしかった。



 食後は、イヨボヤ会館を見学して時間をつぶし、その後村上駅へ。13:11発の普通列車で3駅新
潟方面に進んだ坂町駅で下車し、ここから米坂線に乗り換える。米坂線は名前の通り、この坂町駅
と山形県の米沢駅とを結ぶ路線。10年近く前に一度乗ったことはあったが、久しぶりにこの路線に
乗ってみることにした。なのに天気が悪いのが残念…。



 坂町駅を出てしばらくすると、進行方向左手に荒川が見えてくる。ただし、この日は雨のせいか茶
色に濁った川の流れとなっていた。この先も、川の流れが車窓の左右に現れて、米坂線の旅路を楽
しませてくれる。しばらくは緑色の田んぼが広がる土地を進むが、徐々に山の中に向かって行くよう
になる。



 途中14:15に着いた小国駅で6分間停車。山間にある比較的大きな駅で、周囲に商店や民家も
結構ある。この停車時間を利用して、ホームに出て休息する人、タバコを吸う人の姿が見える。



 14:21に小国駅を出発し、列車はまた山の中を進んで行く。途中に見える川も、上流部らしく流れ
が急なのがわかる。

  

 15時近く、手ノ子駅に着くころから雨が上がり、晴れ間が見えるようになった。列車も山を下り始め
たようで、スピードもだいぶ加速している。車窓も山の緑から田園風景へと変わってきた。



 そして米沢が近づくにつれ天気もよくなり、道路を見ても雨が降った痕跡がない。これだったら、最
初から米沢にきてじっくり市内観光をすればよかったと後悔…。

 米沢駅には15:44に着き、ここで1時間以上時間があったので、市内散策に向かう。駅からし
ばらく歩いたところに最上川が流れているので、そこまで歩いてみることに。

 駅前には伝統旅館の音羽屋があり、そのほか名物の米沢牛を食べさせる店も点在している。そん
な町並を眺めつつ歩いて進む。歩きながら、これも名物の米沢ラーメンの店を探したが、さすがに中
途半端な時間だったためか、営業している店を見つけることはできなかった。最上川にかかる住之
江橋までたどり着き、しばらく河川沿いを散策。

  

 米沢駅に戻り、17:09発の山形新幹線つばさ122号で福島駅まで乗車。たった1区間だけど、
このきっぷの特性を活かし、この区間も指定席を確保していた。奥羽本線の県境越えの区間を過
ぎると、徐々にスピードを上げ、やがて滑り込むように福島駅の新幹線ホームに到着。ここから10
分の接続で17:53発の盛岡行きのやまびこ61号に乗車し、あとは古川駅に向かうだけ。18:34
に無事到着し、実家へ帰ることに。

 翌日はしばらく実家で過ごしたあと、仙台に立ち寄り、その後東京へと戻り、土日きっぷを使った
帰省を兼ねた旅が終了。



も ど る