■■さぬきうどん探訪記3■■ 2002年8月2日(金)〜3日(土) |
| 【8月2日(金)】 前の晩に東京を出て、青春18きっぷと宇高連絡船を使い、夕方前に高松に到着。さっそく市内のうどん屋 めぐりにでかけることにした。 青春18きっぷを有効活用しようと思い高松駅に向かう。16:18発の高徳線徳島行きに乗り、3駅目の栗 林駅で下車。目指したのは栗林駅そばの「松家」だったが、時間が遅かったせいか、すでにのれんはしまわ れていた。かわりに、近くにあるセルフの店「三宝」に入る。 ■1軒目 三 宝 高松市藤塚町3−14−15(JR栗林駅から約100m) <どんざる(180円)、ちくわ天、かき揚げ(各60円)> 約10ヶ月ぶりの本場さぬきうどんの1軒目に選んだのはここ。セルフ方式の店で、注文したのは「どんざる」 (ぶっかけの冷や)で、トッピングにちくわ天とかき揚げを追加。これで300円なので、会計のときに計算を間 違えたんじゃないかと思ってしまった。これくらいがセルフのさぬきうどん店の標準的な値段だけど、しばらく ぶりだったので、この安さにまだ感覚がついていけなかった。 ほどよいこしとつるつるっとした食感のうどんで、トッピングのかき揚げもこれで60円でいいのかと思うくらい ボリュームたっぷりだった。だしはやや薄めといったところで、揚げ玉と削り節がかけ放題となっている。 ![]() 1軒目の店をあとにし、徒歩で市街地に向かい、次の店に入る。 ■2軒目 讃 岐 家 高松市瓦町1−11−15(琴電瓦町駅より約300m) <なめこおろしうどん(冷や)(580円)> 「おそるべきさぬきうどん」でも絶賛されていたこのメニュー。しばらくこの店が休業中だったこともあり、やっ と食べることができた。 店に入ったときに「5、6分かかりますけどいいですか」と言われ、打ちたてが食べれると喜んだ。店の入口 横でうどんをまさに打っており、ほどなくして打ちたてのうどんが出てきた。 めんはもちっとした歯ごたえがあるものの、中心部にしっかりこしがあるといった感じ。この出来たてのめん に、なめことかいわれ大根。そして大根おろしに少量のスダチがかかっており、絶妙の味わいである。だしは ややしょっぱいので、全部飲むのはちょっときついかもしれない。 ![]() 2軒目を食べ終えかなりお腹もいっぱいになってきた。しばし商店街をぶらつき腹ごなしをして、もう1軒う どんを食べに行く。 ■3軒目 川福本店 高松市大工町2−1(琴電片原町駅から約300m) <ざるうどん(530円)> 「ざるうどん宗家」というキャッチフレーズのとおり、ざるうどんの元祖の店。本店の他に、高松市内に2軒 の店を構えている。 めんはきれいなつやがあり、こしも十分。だしはやや甘みがあるものの、めんに程良く合い、おいしく食べ ることができる。 ![]() とりあえず、1日目の夕方はこの3軒をまわって終わり。ホテルに戻り長旅の疲れをいやすことに。 【8月3日(土)】 この日は高松市内の店を何軒かまわる。今まで行っていない市内中心部から少しはずれた所にある店を まわるため、レンタサイクルでまわることにする。 レンタサイクルはJR高松駅前の地下駐輪所の管理事務所で借りることができ、7時から22時までの間で 1日100円とかなり手頃な価格となっている。ただし身分証明書が必要になるので忘れないように。私は身 分証明書も免許証も持っていかなかったため、クレジットカードで代用してなんとか借りることができた。 自転車に乗り、まずは本日最初のうどん屋へ向かう。 ■4軒目 増井米穀店 高松市郷東町3−15−6(高松駅から約3km) <かけうどん小(150円)> 高松駅から予讃線沿いの道を進み、香東川を越えたところから土手を上流に向かい進むと、土手沿いの のどかなロケーションにこの店は現れる。写真1枚目のようにまさに川の土手沿いにあり、この大きな木の 向かいが増井米穀店である。看板を見ると米屋としか思えないが、うどんもやっている。 こじんまりとした客席に着きうどんを食べると、めんはもちっとした程良いこしで、だしはあっさりした中にも 深みが感じさせられるものだった。暑い時期に熱いうどんを食べたのだが、そのおいしさにだしまで全部飲 んでしまった。おいしいと評判の(米屋ゆえ当然だが)おにぎりは、これから何軒かうどん屋をまわることから 断念することに。 ![]() ■5軒目 池 上 高松市鶴市町1009(高松駅から約3.8km) <うどん(65円)> 増井米穀店を後にし、引き続き香東川の土手を上流方向に進む。800mほど行ったところに次の店、池 上はあった。 とにかくわかりづらい場所にあり、地図を見ながらでも結構迷った末にたどり着くことができた。県道176 号線の得栄寺のそば、マルヨシセンターわきの車が通れないような細い道を入って、ちょっと行ったところに ある民家風のところが池上である。 中に入ると製麺所で、そのわきにテーブルが一つだけあり、ここで食べるか外に出て食べるかしかない。 うどんは温かいのか冷たいのかを申告し、出てきためんにしょうゆとネギをのせ食べる。 ここは香川で1番安いうどんが食べられる店で、1玉65円という価格にも驚かされるが、その味にも驚か される。しっかりしたこしのあるめんで、これを65円で食べていいのか、もしかして650円の間違いじゃない のか、そう思わせる珠玉のできのうどんである。 なお、私は食べなかったが、唯一のトッピングが生卵でこれが30円。これをつけても100円でお釣りがく るという信じられない店である。 ちなみに営業時間がお昼と夕方のそれぞれ1時間ぐらいとなっているので、行く際には要注意。 ![]() ■6軒目 は り や 高松市郷東町587−174(高松駅から約3km) <かしわざるうどん(600円)> 県道176号線を海側に向かって2kmほど進み、続いては「はりや」に向かう。はりやの名前の出た駐車 場の看板があるのでわかりやすい。 着いた時間が11:30ごろということもあるのか、すでに店の前に10人ぐらいが並んでいる。10分ほど待 って店の中に入ると、ここでさらに20人ぐらいが待っている状態で、結局座るまでに30分以上かかった。 注文した「かしわざる」は、なんといっても大きなとり肉の唐揚げがごろっとのっているのが特徴。しかも揚 げたてを出してくれるのでかなり熱い(口の中をやけどしてしまった・・・)。もちろんうどんもこしのあるうまい 麺で、やや甘めのだしと合わさりおいしくいただける。 ![]() ■7軒目 あたりや 高松市上天神町507−1(高松駅から約4.5km) <ひやひや小(250円)> はりやを出てからいったん市街地へ戻り、国道11号線を進む。あまりの暑さに途中寄り道をして本屋で涼 んだりしながらあたりやへ向かう。 ここは国道沿いの場所にあるが、パチンコ屋の駐車場のわきという、ある種特殊なロケーションが有名な 店である(もちろんうどんの味でも有名だが)。国道から来ればパチンコ屋駐車場入口のところに小さな看板 も出ているのでわかりやすいだろう。 店に入ってすぐのカウンターで注文。めん、だしそれぞれを熱いのか冷たいのかから選び、「あつあつ」や 「ひやあつ」と注文する。私は「ひやひや」の小を頼み席に着く。 めんはかなりこしがあるタイプ。冷たいめんとよく合っただしもおししく、ぐいぐいと飲み干してしまった。カウ ンター脇にあるよく冷えた「おいしい山の水」(この日は1号と3号があった)も、あついこの時期何杯でも飲ん でしまいそうになる。 ![]() ■8軒目 松 家 高松市藤塚町3−15−6(高松駅から約2km) <うどん小(150円)> 昨日夕方行って閉まってて食べられなかったので、再び訪れた。14:20ごろに着いたのだが、もううどん も残りわずかの状態だった。そのためかうどんのこしはあまりなかったが、打ち立てだったら確かにうまい だろうなと感じさせる麺であった。 冷やしのだしも品切れ間際で、なんとかうどんを浸すぐらいかけることができた。あっさりしただしはなかな かおいしかった。 店を出るときにはもうのれんが店の中にしまわれていた。ぎりぎり間に合ってよかった・・・。 ![]() うどんを5杯も食べお腹いっぱいになったのと、あまりの暑さのため、いったんホテルに戻り休息。その前 に駅に戻り、自転車を返しておく。 そして19時過ぎ、夕食を食べに再び外に出る。昼間よりは気温が下がっているとはいえ、まだまだ暑い。 ■9軒目 はなまるうどん田町店 高松市田町14−1(琴電瓦町駅から約300m) <ぶっかけ冷小(280円)、 コロッケ(100円)> フランチャイズで展開しているうどんのチェーン店。香川県内に5店舗ある。めんのこしは普通だが、大根 おろしをまぜレモンを搾っただしがおいしかった。 ![]() ■10軒目 讃岐うどん瀬戸 高松市今新町7−16(琴電片原町駅から約300m) <ぶっかけ冷(250円)、おいなり(120円)> 市内で朝5時までやっているので便利な店。今回最後のうどんは、ここでぶっかけうどんの冷やで締めくく ることに。めんのこしは普通で、だしはややしょっぱいといった感じがした。 ![]() 今回は約1日半で10軒の店をまわったが、全部初めて訪問する店だった。一番印象に残ったのは、やは り池上の65円のうどんだろう。 久々にうまいさぬきうどんを食べることができ、満足のいく時間を過ごすことができた。 |