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■■さぬきうどん探訪記2■■

2001年9月28日(金)〜30日(日)


 9月はじめに18きっぷで香川に行ったというのに、同じ9月の末に再び香川の地を踏むことにな
った。たまたま中国地方に行く用事があり、ついでにと思い、週末に香川へと足をのばし、さぬきう
どん屋巡りを楽しむことにした。




【9月28日(金)】

 瀬戸大橋を渡り、夕方に高松駅に到着。この前と同じホテルにチェックインし、早速市内のうどん
屋へと向かう。

1軒目 うどん市場(兵庫町店) 高松市兵庫町2−8 JR高松駅から約600m
<かけうどん小(¥130)、ちくわ天、コロッケ(各¥70)>
 めんは標準的なこしといったところで、だしも濃くも薄くもない感じ。うどんのメニューが豊富で、値
段も安い(しょう油うどんは¥100だった)。



2軒目 根っこ(内町店) 高松市内町1−18 JR高松駅から約600m
<ぶっかけ温泉たまごうどん(¥260)、ハムエッグフライ、白身魚天(各¥80)>
 「恐るべきさぬきうどん」に出てくる、温室でうどんを食べさせるあの「根っ子」ではない(あちらは、
「こ」ではなく「子」)。高松市内に2店あるようで、温泉たまごうどんがウリらしく、店の前にのぼりも出
ている。場所は裁判所のそばにある。
 それにひかれて、私もぶっかけ温泉たまごうどんを注文。閉店(18:30)の30分前に入ったのに
もかかわらず、めんにはしっかりとしたこしがあった。また、だしもやや甘みがあり私好みの味。個人
的に満足度の高い店だった。



3軒目 はすい亭(番町店) 高松市番町2−11 JR高松駅から約800m
<ぶっかけ小(¥170)、くじらカツ(¥100)、ハムエッグ天(¥80)>
 高松高校のそばにある24時間オープンの店。めんはやわらかめで、だしもまぁ普通といったとこ
ろ。特筆すべきはトッピングの豊富さ。天ぷら、揚げ物以外にも様々なメニューがあり、電子レンジも
あるので温めておいしく食べることもできる。




【9月29日(土)】

 朝7時に起き、支度を整え、まずは市内のさか枝へ向かう。ホテルから1.5kmぐらいあったが、
朝の散歩に丁度よかった。

4軒目 さ か 枝 高松市番町5−2−23 高松駅から約2km
<かけうどん小(¥150)>
 香川県庁のそばのセルフの店。「恐るべきさぬきうどん」でもちょくちょく登場し、あの志垣太郎も訪
れたと紹介されている。土曜の朝8時という時間帯にもかかわらず、結構お客さんが入っていた。
 私はこの店ではじめて「湯がく」ことを体験。というのも、猫舌の私はこれまでほとんどの店で「冷や
し」系のうどんを食べていたからなんだけど・・・。ネギ、揚げ玉、ごまをのせて、席につく。めんはや
やこしがあり、だしはほどよい薄口。まずは朝食の一杯を食べ終わる。
 県庁に向かい、バスに乗りJR高松駅に向かう(約5分、¥160)。
 


5軒目 が も う 坂出市加茂町420−3 JR予讃線 鴨川駅から徒歩約10分
<かけうどん(¥100)、油揚げ(¥70)>
 高松駅から予讃線の電車に乗り約30分で鴨川駅に到着。駅前の道路を高松方向に進み、しば
らくすると左手にある鴨川新橋を渡る。ローソンのわきの細い道を進み、田んぼの中(写真1枚目)
を奥へ向かうと、やがて大きく「うどん」と書かれた看板のある駐車場が見える。そこのすぐそばに
がもうはある。
 「恐るべき〜」に書かれているとおり、用水路のそばに店がある。店構えもこぢんまりとしており、
店内よりも外のベンチで食べている人のほうが多い。さっそくかけうどんを頼み、油揚げをのせる。
この油揚げが大きい、大きい。写真3枚目にあるとおり、うどんが隠れてしまうくらい。食べてみると
確かにうまい。こしのあるめんに、こくのあるだし。これに油揚げの甘みが混ざり、とてもうまい。
 外のベンチにのんびりと腰をおろし、黄金色に実った田んぼを眺めながら食べるうどんは、やはり
格別であった。
  


6軒目 彦 江 坂出市横津町3−6−27 JR予讃線 坂出駅から徒歩約20分
<かけうどん小(¥130)、油揚げ(¥60)>
 がもうを後にして、鴨川駅から2駅の坂出駅で下車。県道まで出て、そこから高松方向にしばらく
歩き、坂出橋の手前で右折。小さな神社のわきの細い道(写真1枚目)を進んでいき、さらに右に
曲がると現れるのが彦江である。看板とかが出てないので(あるのかもしれないが、見つけられな
かった)、ほんとにここかと疑うが、中でうどんを作ってたので、たぶんここだろうと思い店に入る。
とにかく、場所がわかりづらい。地図を見ながらでも、迷ってしまう可能性大で、住宅街の秘境とい
った感じである。
 で、食べたうどんはというと、こしも強く、しっかりした歯ごたえがありとてもうまい。だしもやや濃い
めで深みがある味。
 見ていると結構近所の人がうどん玉を買いに来ている姿も。だしもビニール袋に入れて売られて
いる。こんなおいしいうちたてのうどんを買いに来れる近所の人がうらやましい。
  


7軒目 大 釜 善通寺市中村町932 JR土讃線 金蔵寺駅から徒歩約10分
<かけうどん小(¥150)>
 JR金蔵寺駅に着き、そこから近くの国道に出て歩くこと約10分。大きな看板とその横にある大き
な鉄釜が目印。
 かけうどんの小を頼んだが、結構ボリュームがある。めんはかなり太く、もちもちっとしたこしがあ
る。なお、「恐るべき〜」でも紹介されているネギは、写真2枚目にあるとおり、テーブルの上のケー
スに入れられているので、好みの量をどうぞ。
 


8軒目 大 円 高松市今里町1−28−27 高松琴平電鉄 栗林公園駅から徒歩約12分
<山かけ卵ぶっかけ(¥410)>
 こぎれいなビルの1階にある店。ぶっかけうどんのメニューが豊富で、選択に迷ってしまう。ここで
山かけ卵ぶっかけの冷たいのを注文。だしはかなり深みのある味で、とろろ、卵と合わさってマイル
ドな感じになる。こしのあるめんとあわせて、ぶっかけうどんのおいしさが楽しめる店だった。
 


9軒目 五右衛門 高松市古馬場町13−15 JR高松駅から約1.2km
<カレーうどん(¥600)、おにぎり(¥200)>
 この日最後のうどんは、前回も訪れた五右衛門で食べることに。前に食べたのはざるうどんだった
が、今回は「恐るべき〜」でも絶賛されているカレーうどんに挑戦。カレーにはごはんもほしいなと思
い、おにぎりももらうことに。
 運ばれてきたカレーうどんは、まずカレーがうまい。ごはんにかけても十分いけるようなうま味のあ
る味で、うどんもかなりこしが強く、非常に贅沢なカレーうどんだと思う。カレーだしを最後まで飲み干
して店をあとにする。おいしかった〜。




【9月30日(日)】

 朝起きたら、あいにくの雨模様の天気だった。しかし、これくらいでうどん屋訪問を断念することは
なく、さっそく高松琴平電鉄の高松築港駅へと向かった。

10軒目 赤坂製麺所 綾南町陶5781−6 高松琴平電鉄 陶駅から徒歩2分
<冷やうどん(¥100)>
 高松琴平電鉄の高松築港駅8:00発の電車に乗り、一路陶駅へ向かう。目指すは前回も訪れた
”はさみでネギを切る”あの赤坂製麺所である。8:36に陶駅に到着し、小雨の降る中、駅のすぐそ
ばの赤坂にたどり着く。
 ちなみに、写真1枚目にあるとおり、道路側にあるのは「赤坂治療院」という大きな看板で、これが
目印。その左下に発泡スチロールに手書きで書かれた「赤坂うどん ココ」という小さな看板(?)が
申し訳程度に置かれているが、何も知らない人は、まさかここでうどんを食べられるとは思わないだ
ろう。そんな雰囲気である。
 さっそく裏口(=店の入り口)にまわり中に入ると、お客さんはおらず、おばちゃんがうどん玉を仕
分けしているところだった。前回と同じく冷たいうどんを注文する。
 その間にサイン帳に記入していると(この店では、来店者の名前とかを書くノートが置いてある)、
今日は私で6人目。まだ朝の9時前、しかも雨が降っているというのに・・・・。しかも私の前に来た
人も、同じく東京から来た人だった(ちなみに、私を含む6人全員が県外の人だった)。赤坂のひそ
かな全国区での人気ぶりが、こんなところからも伺える。
 うどんをもらい、前回と同じくネギをはさみでチョキチョキと刻む(前回よりはうまく刻めたかな)。ささ
っと食べて、どんぶりを戻しに行くと、おばちゃんから「電車で来たん?次の電車まで時間があるか
ら休んでいき」と言われ、お言葉に甘え店内で休憩することに。9月の初めにも来たことを告げると、
アルバムを開きはじめ、そのときの記念写真を探してくれた。この記念写真は、以前は壁に貼って
あったらしいが、さすがに貼りきれなくなったのか、現在ではアルバムにきちんと整理されている。ア
ルバムを何冊か見せてもらうと、老若男女問わず、ほんとにいろんなお客さんが来ていることがわ
かる。
 そのうちおばちゃんが冷蔵庫からイチジクを取り出し、ごちそうしてくれた。なんでも、自分のところ
でとれたものだとか(甘くておいしかったですよ、ごちそうさまでした)。
 途中でおじさんも現れ、結局15分ほど3人でおしゃべりをしていました。短い時間だったけど、心
暖まる対応をしてくれたお二人に感謝です。
 


11軒目 馬 淵 高松市太田下町1480−1 高松琴平電鉄 太田駅から徒歩12分
<かけうどん小(¥150)>
 
農林大臣賞受賞と書かれたのれんが目印の店。この店も、けっこううどん玉を買いに来てるお客
さんが多かった。
 かけうどんを注文し、だしをかけ、ネギ、揚げ玉をのせ、さっそく口に運ぶ。うどんはかなりこしが
あり、だしもしっかりとした味である。
 10時前の時間だったが、店内では10人近くの人がうどんを食べていた。やはり、ここも人気店で
ある。
 


12軒目 くぼた 高松市錦町2−12−22 JR高松駅から約900m
<ざるうどん小(¥250)>
 
今回のうどん屋巡り最後の店は、ここ”くぼた”。商店街から少し歩いたところにある、こぢんまりと
した店である。行ったときはおばちゃんが2人でやっていた。
 ざるうどんを注文し、さっそくうどんを口に含むと、抜群のこしである。固さのなかにも、しっかりと歯
になじむ感じがある。だしはやや濃いめといったところ。
 おなかがいっぱいでなければ、ぜひおかわりをしたいくらいだった。つぎに香川に来るときは、この
店にもまた寄ろう、そう思って店をあとにした。
 


 ということで、今回は12軒のうどん屋を訪問。満足、満腹の状態で、高松を後にし、東京への帰路
につくことに。