[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

 

2003年12月26日(金)〜31日(水)
 東北・冬の旅(1)


【 ス ケ ジ ュ ー ル 】

12/26(金)
新宿23:54(快速ムーンライト信州81号)

12/27(土)
→松本4:32/6:21→長野7:40/7:49→妙高高原8:32/8:51→新井9:15/9:24(快速くびき野3号)
→新潟11:40/11:47→村上13:10/13:22→鼠ヶ関14:25/15:38→酒田17:05/17:34
→秋田19:51

12/28(日)
秋田8:28(快速リゾートしらかみ1号)→五所川原12:04/12:10※→金木12:39/14:01
→津軽中里14:14/14:20→五所川原14:57/16:11→弘前16:58
※五所川原〜金木〜津軽中里は私鉄の津軽鉄道線

12/29(月)
弘前7:00→大館7:45/8:42→盛岡11:26/12:11→北上12:59/13:57→横手15:20/16:13
→新庄17:28/17:52→鳴子温泉18:56/19:00→古川19:44

12/31(水)
田尻9:08→小牛田9:13/9:27→前谷地9:42/9:48→石巻10:13/10:42→仙台12:02/12:15
→いわき14:51/14:58→水戸16:37/16:56→土浦17:44/17:47→上野19:07


12/26(金)

 この日で今年の仕事も終わり、1/4まで休みとなる。この休みの前半を利用して、冬の
東北地方を巡る旅に出ることにした。

 当初の予定では夜行の快速電車、ムーンライトえちご号で新潟方面に抜けて、そこから
北上するコースで向かうつもりだったが、プランを組んだ時期が遅かったため、すでにムー
ンライトえちご号の指定席券は売り切れていたので(全席指定の電車なので、指定席券が
ないと乗れない)、次善の策として同じく夜行の快速電車(臨時)の、ムーンライト信州81
号で、松本を経由して日本海側に抜け、北上するというプランで向かうこととした。こちら
の電車も全車指定だが、10日ほど前でも窓口で買うことができた。

 当日は19時過ぎに職場を出て家に帰り、旅支度をしていたのだが、22時前に同じ職
場の人から「新宿で飲んでいるので来るように」との電話が。急いで準備をして新宿に向
かい、23:15ごろに飲み屋で合流。とはいえ、電車の出発の時間が迫ってるのでわず
か20分の滞在で店をあとにし、新宿駅へ行くことに。

 新宿駅の東口側改札で見送りを受けホームを探すも、ムーンライト信州の発車案内が
出ていない。埼京線側のホームから出発するのかと思い南口方面に向かうと、5番線か
ら出るとのアナウンスが。ホームの工事とかを行っている関係で場所がわかりづらく、発
車時間ぎりぎりということもあり、かなりあせった。

 なんとか5番線ホームにたどりつき、自分の指定席に座って発車を待っていると、山手
線の接続を待つので、発車が遅れるとのこと。結局定刻より7分遅れの0:01に新宿駅
を発車。夜になって降ってきた雨の中、まだ通勤客でにぎわう中央線の各駅をゆっくりと
通りすぎてゆく。


12/27(土)

 この電車は終点の白馬には5:38に着くが、自分は4:32に着く松本駅で下車予定の
ため、4時間半ほどしか乗車時間がなく、しっかり寝ておこうと思っていたのだが、いつも
のようになかなか寝付かれなかった。甲府駅を出たところまでは記憶があるので、おそ
らく寝たのは2時半ごろのはず。そして3時半過ぎに茅野駅に着いたところで目が覚め
たので、1時間ほどしか寝ていない・・・。ちなみに、茅野駅で目が覚めたのは、開いたド
アから入ってくる風があまりに冷たかったから。窓の外を見ると、ホームには雪が積もっ
ていたし。

 ここからは、うつらうつらしつつも、寝ることはできず、そのまま4:32に松本駅に到着。
次の長野行きまで2時間近く待ち時間があることから、いったん外に出てみるが、コン
ビニぐらいしかやってる店もなく、なにより非常に寒い。すぐに駅に戻ってきて、待合室
で次ので電車を待つことにする。



 6時過ぎにホームに向かい長野行き電車の入線を待っていると、6:10ごろに4両編
成の電車が入ってきた。さっそく車内に入ると、暖房が効いていてあったかい。10分ほ
ど待つと発車し、篠ノ井線で長野へと向かうことに。

 暖かい車内で、寝不足ということもあってか、松本駅を出るとすぐに眠ってしまった。
目が覚めたのは姨捨駅に着いたときだった。曇りがちながら外も明るくなってきており、
うっすらと雪化粧した善光寺平を眼下に見下ろしながら、電車は進んでいく。



 長野には7:40に着き、続いて7:49発の妙高高原行きに乗り、信越本線を進むこと
に。なお、長野駅での停車時間を利用して、改札を出てすぐ横にあるコンビニで長野名
物のおやき(野沢菜入り)を2個購入し、電車の中で朝食とする。雪景色を眺めながら、
信越本線を進んでいくことにする。

  

 この電車の終点、妙高高原駅で8:32に下車。初めて降りた駅なので周囲を散策し
ようかと思ったが、雪が降っていたのでやめることに。駅前にはそば屋とかおみやげ
屋が何軒か並んでいるが、この時間ではほとんどの店が閉まっている。

  

 妙高高原駅に20分ほど滞在し、8:51発の電車に乗り、今度は新井駅で降り、次の
電車に乗り換えとなる。定刻より7分遅れで9:22ごろに新井駅に到着。乗り換えた快
速くびきの3号はこのまま新潟まで乗り換えなしで2時間ちょっとで到達することができ
る便利な電車。しかも車両が特急用の車両を使っているので、乗り心地もよい。

 まもなく発車し、新井駅を出てしばらくすると、左手に山々が近くに見え、太陽の光に
照らされた雪がまぶしかった。そして海側に向かっているためか、徐々に雪の量が少
なくなってきており、海沿いのまち直江津まで来ると、雪はほとんど見えなくなっている。



 直江津駅を出てしばらくすると日本海が見えてくるが、ときどき雪もまじり、かなり海
は荒れて、波も高くなっている。曇った空に荒れる海という、いかにも冬の日本海とい
う荒涼とした風景がしばらく車窓左手に続く。



 柏崎駅の手前から線路は海側からはずれ内陸部に入る。このあたりから再び眠って
しまい、目が覚めたのは新津駅の手前。まもなく、終点新潟駅に着くというころだった。

 5分遅れの11:45に新潟に到着。定刻どおりでも7分しか接続時間がないのに、遅
れて着いたため、2分の接続時間しかなく、急いで乗り換えしなければならなかった。

 なんとか座席に着くと、すぐに村上行きの電車は発車となった。車窓を見てると新潟
市内はほとんど雪がないようだ。

 しかし、新潟付近ではなかった雪も、新発田のあたりまでくるとまた目に付くようになっ
てくる。

 そして村上駅に着き、13:22発の酒田行きに乗り換え。2両編成の車両は、6割ほ
どの乗車率。ただし、村上以北で眺めのよい海側(進行方向左側)の席はだいぶ埋ま
っており、なんとか自分も海側の席を確保することができた。

 定刻に村上駅を出て、5分ほどすると日本海が見えてくる。このあたりではまだ太陽
が出ていたが、2つ先の越後早川駅付近では、強い風の中、雪も舞っていた。この区
間はこれまでも何度か通ったことがあるが、いつもムーンライトえちごの接続列車で通
っているので、早朝にしかこの区間の景色をみていなかった。今回は久しぶりに日中
にこの区間を通ることとなった。



 なお、この区間で海が見えるのは間島駅から小波渡駅の間。特に桑川駅と今川駅は、
駅を出てすぐ目の前に海が広がる駅となっている。

 桑川駅では12分の停車時間があったので駅の外の出てみたが、とにかく寒くて、雪
も降っていたことから、すぐに車内に戻った。確かに海は近く、駅前に民宿やみやげも
の屋もある(笹川流れ夕日会館という施設が駅と同じ建物に入っている)ので、観光で
立ち寄るにはいいかもしれない。ここからは、日本海に沈む夕日がきれいに眺められ
るだろう。ただし、冬は寒いのでおすすめできない。

  

 さて、今回の旅では、途中の鼠ヶ関駅で途中下車することとしていた。海も近く、多少
観光地もあるので、この駅の周囲を散策してみようと思い、14:25に鼠ヶ関駅に降りた。
ちなみに、この駅で降りたのは私一人だけだった。



 まずは駅を出て少し行ったところにある道路を左に向かう。とにかく静かである。誰も
歩っている人がいないし、車もほとんど通らない。800mほど進んだところに、新潟県
山北町と山形県温海町の県境地点がある。道路沿いには民家の横に石碑が立てられ
ており、その向かいには記念スタンプを格納している小屋もある。

  

 ここから少し歩くと海に出ることができ、行ってみると海側にも県境を示す看板が設
置してある。振り返ると日本海を一望でき、雲間から現れた太陽が海を照らし輝いて
いる。もう少し時間がたてば、海に沈む夕陽がきれいに眺められるんだろう。



 非常にきれいな風景であるが、とにかく寒い。風が非常に強く、雪も降ったり止んだ
りを繰り返している。

 ここから名所の弁天島というところまで歩こうかと思ったが、あまりの寒さに途中で
挫折。とりあえず、弁天島の姿だけは見て、駅に戻る。途中には源義経上陸の碑と
いうのもあったけど、写真を撮っただけで、足早に駅に戻ることに。

  

 わずか30分弱で駅に戻ってきたが、ひとこと感想を言えば、「冬に来るところじゃな
い・・・」。車窓から見た感じでは雪がほとんどないので、暖かいのかと思ったが、実際
は風が強くて、降った雪が吹き飛ばされているだけである。実際散策の途中雪が降っ
てきたが、下に落ちてくるのではなく、水平に雪が飛ばされていた。

 15時ぐらいに駅に着くと、次に乗車予定のこの駅始発の酒田行きが入線していたの
で、車内で発車を待つことにする。15:38に定刻どおり発車したが、この時点では2両
編成の車両に乗客は私だけであった。

 小波渡駅を出ると徐々に日本海は線路から離れていき、車窓にも田んぼや山の姿
が目に付くようになる。



 途中16:20に着いた鶴岡駅で15分の停車。この間にだいぶ陽が沈み、16:35に
鶴岡駅を出たときは薄暗くなっていた。車窓は雪の白さのみが目立つようになり、やが
て30分ほどで酒田駅に到着。ここでも結構待ち時間があったが、駅内のみやげ物屋を
ちょっと眺めて、早目に乗り継ぎ列車の秋田行きに乗車しておく。とにかく、この時期は
暖房の効いている車内が居心地がいい。

 17:34に酒田駅を発車。すでの外は真っ暗である。そもそもロングシートの車両な
ので、景色は楽しめないのだけど・・・。秋田までの2時間強、ひと眠りしていくことにす
る。

 そして19:51に本日の最終目的地秋田駅に到着。駅前のホテルに入り、早めに就
寝することに。


12/28(日)

 8時前にホテルを出て秋田駅に向かう。今日の旅は8:28発の快速リゾートしらかみ
1号から始まる。この列車は全席指定席となっており、日本海の景色がすばらしい五
能線をまわるコースで弘前・青森へと向かう。海沿いの風景を楽しむには、座席記号
Aの席がいいのだが、指定席をとった時点でA席は売り切れとのこと。しかたなく、反対
側の窓側のD席を予約することにした(たまたま1号車1番Dという、1番前の座席だっ
た)。

 2番線ホームに入ってきた車両は3両編成で、観光用列車のため、窓が非常に大き
い。1号車の先頭には簡単なラウンジも付いている豪華な車両で、18きっぷと指定席
券代510円で乗れる列車としては、かなりお得だろう。



 秋田駅を定刻に出発し、まずは奥羽本線を進む。八郎潟付近では、広大な田園地
帯が広がり、うっすらと雪化粧をしているのが見える。

 9:18に東能代駅に到着。ここから五能線に入ることになる。少々停車したあと発
車したが、五能線に入ってもすぐには海が見えるわけではなく、しばらくは内陸部を
進む。

 そして八ツ森駅のあたりから車窓左手に海が見えてくるようになり、鯵ヶ沢付近まで
の約80kmにわたって車窓に日本海が眺められる。その風景も、場所により様々に
変わってくる。とにかく、すばらしいの一言に尽きる。

  

  

    

 ところどころで車内放送で観光案内も入り、途中の海の眺めがよいところでは徐行
運転をするサービスもある。ほんとに観光に徹した列車だなぁと感心させられる。また、
一部トンネルの多い区間では車内天井のライトが幻想的なものに変わり、トンネル内
でも客を楽しませようとする工夫が見られる。

  

 なお、自分は海とは反対側の座席だったが、海側の席が空いてたので、そちらに移
りしばらく海を眺めていた。

 そして鯵ヶ沢駅からは津軽三味線の演奏家が乗り込んできて、車内で生演奏を行う。
これが1号車先頭のラウンジコーナーで行われるのだが、自分の席はまさにその目の
前。約20分間の演奏だったが、目の前で生で効くとやはり迫力があった。

  

 リゾートしらかみ号での旅に満足しながら、12:03に着いた五所川原駅で下車。ここ
からは私鉄の津軽鉄道に乗り換えとなる。ちょうど接続列車となる12:10発の津軽中
里行きは有名なストーブ列車だった。2両のかなり古い客車の中に2箇所ストーブが設
けられている。一見暖かそうだが、古い客車ということもあり、ストーブのそばにいない
と、窓の隙間から風が入ってきて結構寒い。



 12:39に着いた金木駅にて下車することに。ここは作家太宰治の故郷で、生家も金
木町太宰治記念館「斜陽館」として残されている。インターネットで調べてたところ、斜陽
館は今日28日から休みとなるとのことだったが、行ってみたら29日から休みとのこと
で、今日は中を見学することができた。太宰治の父が明治40年に建てた豪邸で、戦
後は旅館として営業されていたものである。建物のなかには各部屋が当時の雰囲気を
伝えるとともに、蔵には太宰の関連資料も展示されている。



 ここを見学したあとは、道路の向かいにある津軽三味線記念館へ。ここは津軽三味線
の歴史等を学べるとともに、ホールでの生演奏も楽しむことができる。この日も13:30
からホールで演奏を行っていたが、次の列車の関係でわずかの時間しか聴けなかった
のが残念である。



 ちなみに入場料は斜陽館500円、津軽三味線記念館300円だが、両方のセット入場
券だと700円と割引になる。

 両施設の見学を終えて金木駅に戻り、とりあえず津軽鉄道の終点津軽中里駅まで行っ
てみることにする。津軽平野のなかをのんびりと進み、14:14に終点に到着。スーパー
と一体となった駅で、買い物客で結構にぎやかだった。この駅では6分の滞在時間で、
すぐに五所川原方面へ戻ることに。

 40分弱で津軽五所川原駅に到着。なお、津軽鉄道の駅名は津軽五所川原駅だが、
JRの場合は五所川原駅となっており、隣接しているのに駅名は異なっている。

 五所川原からは再び五能線に乗り弘前まで向かう予定だが、次の弘前行きまで1時間
以上も時間がある。駅前を少し散策して時間をつぶし、16:11発の列車で弘前に向
かう。
 夕闇の中を進む列車に乗り、50分ほどで弘前駅に到着。駅から徒歩10分のところに
ある予約していたホテルにチェックイン。少し休んだあと、弘前市内在住の友人と会い、
市内の居酒屋へ。地元のうまい海産物を味わったあと、次に焼き鳥屋に行き、最後に
ラーメンを食べて、23時前にホテルに戻る。いい具合に酔い、ぐっすり眠ることができた。


戻る  次へ