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2002年8月23日(金)〜24日(土) 福島・新潟への旅


【 ス ケ ジ ュ ー ル 】

8月23日(金)
上野6:03 → 泉9:40(→バスで移動→)いわき13:10 → 郡山14:44/14:53
会津若松16:05

8月24日(土)
会津若松6:55 → 東下条8:49/9:43 → 新津10:21/10:33 
→ 新発田11:10/11:20 → 村上11:55/13:15 → 新潟14:24/15:05
→ 長岡16:18/16:46 → 水上18:38/18:42 → 高崎19:41/19:59
→ 上野21:43


8月23日(金)

 分散させて残していた夏期休暇を金曜日に取得し、1泊2日で福島・新潟方面への旅に出かけた。今回の
旅は常磐線でいわきまで行き、そこから磐越東線、磐越西線を通り、新潟へ抜けるコースをたどる予定であ
る。

 まずは上野駅から常磐線に乗るが、地下鉄を乗り継ぎ上野駅に着いたのが6時ちょっと前。急いでホーム
に向かい、乗車予定の6:03発の電車には発車2分前に乗ることができた。

 平日の早朝でしかも下りの電車ということもあって、それほど混んではおらず、ボックスシートに1人で腰掛
け、北を目指すことにする。

 この6:03発の常磐線下り電車はいわき行きで、乗り換えなしで約4時間近い時間をかけて終点の福島県
いわき市まで向かう。

 途中の土浦あたりになると、水戸へ向かう通勤客で徐々に車内は混み始めてきた。そして8:04に水戸駅
に到着。ここで13分間停車となる。車内はだいぶ乗客も減り、また落ち着きを取り戻している。8:17に水戸
駅を発車し、列車はさらに北上していく。

 常磐線の車窓風景は上野を出てからしばらく住宅街と田んぼが中心となっており、海が見えるようになるま
では結構時間がかかるし、海が見えてもそう長い時間でもない。

 それでも日立駅付近から進行方向右手に太平洋が見えるようになってくると、やはり車窓にくぎ付けになっ
てしまう。

 わずかの区間の海の景色を楽しみつつ、下車予定の泉駅に到着。時間は9:40。上野を出てから約3時間
半が経過している。

 まずは、最近できた水族館「アクアマリンふくしま」に向かうことにする。泉駅からシャトルバスが出ているの
だが、これが接続が悪く30分も待たされることに。

 10:20に駅北口のバス乗り場からアクアマリンふくしま直行のバスに乗り、10分ほどで到着する。運賃は
250円となっている

 入場料1,600円を払い中に入ると、新しい水族館ということもあり充実した施設となっている。建物は4階
建てで、各フロア・ブロックごとにテーマが設けられており、たとえば「熱帯アジアの水辺」のブロックでは、水
槽だけでなく植物も併せて展示するなどの工夫も見られる。また「サンゴ礁の海」の水槽ではキンメモドキの
群泳がきれいだった。

  

 1時間ほど楽しんだあと駅に戻ろうとするが、シャトルバスがしばらく無く、少し歩いて一般バスの停留所に
向かった。バス停からは泉駅行きのバスも出てたが、その時間だと、泉駅からいわき駅へ向かうちょうどいい
乗り継ぎ列車が無いことから、いわき駅まで向かうバスに乗り込む。

 いわき駅までは結構距離があったため40分ほどバスに揺られ、12:30ごろにいわき駅前に着いた。ちな
みにバス賃は590円かかった。

 接続列車までの時間を利用して、駅前にある銀行のキャッシュコーナーへ向かう。昨日お金をおろし忘れて
いたため、財布の中には3千円ほどしか入ってなかったから・・・。

 駅に戻り13:10発の磐越東線郡山行きに乗車して出発を待つ。車両は2両編成のディーゼルカーで、発車
する時点ではそれなりに混雑していた。

 磐越東線はいわき駅を出るとしばらくは田園地帯を走るが、小川郷駅を過ぎたあたりから徐々に山の中に
入っていき、トンネルの数も増えてくる。また夏井川が車窓を右に左に行きながら流れている。車窓を楽しむ
なら、どちらかというと進行方向左側のほうが眺めがよいと思う。私は右側に座ってたので、眺めはいまいち
だった。

 しばらくは沿線に民家もまばらな区間を走る。そして13:52に到着した小野新町駅では高校生を中心に、
かなりの乗客の入れ替えがあった。3分ほど停車時間があったのでホームに降りてみると、羅漢像が旅人を
迎えてくれている。



 さらに磐越東線を進み、終点の郡山が近づくにつれ、だんだんと乗客も増え始めてくる。最後はかなりの立
ち客もでるほどだった。

 14:44に郡山駅に着き、今度は磐越西線に乗り換えとなる。9分の接続で発車となる快速ばんだい7号に
乗るが、各ボックスシートはだいたい1,2人が座っているといった感じで、とりあえず相席して出発を待つこと
にした。

 出発してから20分ほどすると磐梯熱海駅に着く。この付近は温泉街ということもあり、立派なホテルが建ち
並んでいるが、またしばらくすると田んぼや山々の緑が目に入ってくるようになる。

 やがて車窓左手にちらちらと猪苗代湖が現れ、反対側の車窓右手には磐梯山が見えてくる。この日は磐梯
山の上のほうに雲がかかっており、頂上まで見れないのが残念だった。

 16:05に会津若松駅に到着。風格のある駅舎の前には、白虎隊の像が建立されている。予約していた駅
前のホテルに入り、荷物を置いてさっそく市内観光へ。



 市内観光に駅前でレンタサイクルを借り(2時間500円)、観光地図をもらい、それを眺めながら出発。まず
は鶴ヶ城へ足をのばすことに。

 美しい五層の天守閣を持つ城郭が、広々とした庭園の中にある。天守閣の上にも登れるが、入場は午後5
時までで、残念ながらこのときは入ることができなかった。



 その後、近くの西郷邸跡や山鹿素行生誕地を通り、七日町の駅前通に向かう。只見線の七日町駅前の通
りは、城下町の中心だったところらしく、歴史を感じさせる建物や蔵も見受けられる。

 しばらく市内を散策し、日も暮れてきたことからレンタサイクルを返し、ホテルに戻る。


8月24日(土)

 会津若松駅を6:55に出る新潟行きに乗り、磐越西線をさらに進むことにする。発車して程なく田園地帯を
走るようになり、朝日を浴びた緑が目に入ってくる。そして「ラーメンと蔵のまち」の喜多方を過ぎると、だんだ
んと山の中を進むようになってくる。また、萩野駅のあたりからは、車窓に阿賀野川が現れる。



 新津駅からの接続列車の関係で、どこかの駅で途中下車しても大丈夫だったので、東下条駅に降りてみ
る。山あいの無人駅で、駅の前の田んぼから虫の鳴く声が聞こえてくる。

 阿賀野川が近いかと思ったが、歩くと以外と距離がありそうなので向かうのを断念。駅前を散歩しながら
時間をつぶす。ちょっとした商店があるくらいで、駅周辺にはのどかな雰囲気が漂っている。



 東下条駅で1時間ほど時間をつぶし、9:43発の新津行きに乗車。しばらくして馬下(まおろし)駅を過ぎた
あたりから平野部の様相となり、田園風景が車窓に広がるようになる。

 10:21に新津駅到着。12分の待ち合わせ時間があるので、改札を出て朝食に駅弁を購入する。10:33
発の新発田(しばた)行きの車内に乗り、駅弁を食べながら発車を待つことに。

 2両編成のディーゼルカーだったが、私の乗っていた1両目は冷房のない車両で、扇風機が回っていた。
どうりで2両目(冷房車)より空いてると思ったら、そういう訳があったのか・・・。まぁ駅弁を食べるには空いて
いたほうが、人目も気にならないのでちょうどいいけど。

 定刻通り新津駅をでると、一面に田んぼが広がり、越後平野の中を進んでいく。開けた窓から入ってくる風
を浴びながら食べる駅弁もまた格別である。

 40分弱たった11:10に新発田駅着。ここで10分の待ち合わせで村上行き電車に乗車する。新発田駅に
はレンタサイクル(1日500円)があり、時間があれば少し駅から離れたところにある新発田城跡とかを観光
してみるのもいいかもしれない。また新発田祭が近々開催されるらしく、駅のホームにも神輿や大きな金魚の
置物(これも神輿?)が置いてあったりする。



 続いて乗車する11:20発の電車は2両編成のオールロングシート車だった。それほど混んでもないので
難なく座れ、村上へと向かうことにする。この区間は、これまでもムーンライトえちごに乗って通ってはいたが、
いつも早朝であり、途中下車したこともなかった。そこで今回は村上駅で下車し、市内を観光してみることに
した。

 11:55に村上駅に着き、サケの博物館とでもいうべき「イヨボヤ会館」へ向かう。手持ちのガイドブックでは
駅から徒歩7分と書いてあったのに、10分歩いても着かない。結局20分ほどかかってやっとたどり着くことが
できた・・・・。だまされた。



 ここは市内を流れる三面川でのサケの生態等を観察できる施設となっており、壁に掛かった巨大なサケが
目印である。

 特に人工河川の真横に設けられた観察室では、川の中をガラス越しに観察できるものとなっており、まさに
自然の状態の魚を見ることができるようになっている。さすがにこの時期サケの姿を見ることはできなかった
が、鮎やヤマメ、ウグイなどが観察できた。

  

 じっくり見ているうちに結構時間が経ってしまい、そのまま駅に戻ることにする。他にもいろいろ見たかったが
しかたがない。暑い中駅までの道を再び戻ることに。これだったら駅のレンタサイクル(村上駅でも1日500円
だった)を借りていればと後悔。

 駅に戻り13:15発の普通列車に乗り新潟に向かう。車内は徐々に混み始めていたが、新発田駅で大量の
乗客があり、立ち客でいっぱいとなった。その後も乗客は増え続け、昼間の時間にしては異常な感じさえする
ほどの混雑だった。

 14:25に新潟駅に到着。駅のアナウンスで今日新潟ではB’zのライブがあるとのこと。それでこんなに混ん
でたのだろうか。

 新潟駅では、しばらくおみやげコーナーとかを眺めて、15:05発の長岡行きに乗車。あとは東京に戻るだけ
である。平野部を走るためこれといっておもしろい風景が見られるわけもなく、田んぼが続く景色を眺めながら
旅を続ける。



 16:18に長岡駅に着き、30分ほど待って16:46発の水上行きに乗車することになる。発車15分ほど前に
ホームに行くと、すでにかなりの客がこの電車を待っている。それなのに入ってきたのは3両編成の電車で、ド
アが開くと同時に満席になり、かなりの客が立つことになった。

 私は何とか座れたものの、発車時点では結構な混雑となっていた。しかし、駅に停車するごとに乗客は減って
いき、30分ほど経った小出駅に着いた頃には、混雑はおさまり、空席も目立つようになってきた。

 ところで、今日は晴れ時々くもりの天気だったのに、18時近く、越後湯沢の手前あたりから激しい雨が降り出
してきた。あたりは急に薄暗くなり、雨粒が窓を叩いている。まぁ、今日はこのまま電車を乗り継ぎ帰るだけなの
で、雨が降っても特に影響はないのだけれど・・・。

 18:38に水上駅に着き4分の接続で高崎行きに乗り換え。大部分の人がこの電車に乗り換え、すぐに席が
埋まる。結構18きっぷ利用者が多いようだ。

 水上駅に着いたときには雨はもう上がっていた。しかし外は完全に暗闇となっており、このあと景色を楽しむ
ことはできず、本を読み過ごすことにする。

 19:41に高崎駅着。18分の接続で上野行きに乗車。快速ではなく普通列車なので1駅1駅停車しながら、高
崎線を進み、21:43に上野駅到着。地下鉄で葛西に戻り、今回の旅が終わる。