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2002年7月20日(土)〜21日(日) 三重県・伊勢の旅


【スケジュール】

7月20日(土)
東京06:07 → 熱海07:59/08:05 → 浜松10:31/10:45(新快速)
→ 名古屋12:08/12:10(快速みえ7号) → 松阪13:18/13:20
→ 伊勢奥津14:35/15:13 → 松阪16:30/16:49 → 伊勢市17:22

7月21日(日)
伊勢市08:08 → 鳥羽08:23/10:31(快速みえ8号)→ 名古屋 12:20/12:35
→ 豊橋13:24/13:26 → 浜松13:58/14:09 → 静岡15:19/15:31
→ 熱海16:45/16:53(快速アクティー) → 東京18:29


 

7月20日(土)

 朝5時過ぎに家を出ると、すでに太陽が照り出していて暑くなっている。2002年夏最初の18きっぷの旅
として、1泊2日で三重県の伊勢方面に向けて旅立った。

 葛西駅から東西線に乗り、大手町駅で下車し東京駅には6時前に到着。学校の夏休みが始まったことも
あり、こんな時間から大勢の人でごった返している。まずは7番線から6:07に発車する普通電車で東海道
本線を南下する。

 東京駅を出るときは各ボックスシートに1、2人の乗客という感じだったが、横浜駅で大勢の乗客を迎え入
れ、立ち客が出るくらいの混雑となった。藤沢駅でだいぶ降りたが、結局ボックスシートはほぼ埋まったまま
で、7:59に終点の熱海駅に到着。

 6分の接続で8:05発の浜松行きに乗車する。熱海駅を出て丹那トンネルを過ぎたあたりから空が曇り始
めてきた。日差しが眩しいくらいだったので、このくらいが旅を続けるにはちょうどいい。

 しばらくうとうとし、目が覚めると静岡駅に着いたところだった。ここでは結構乗客の入れ替えがあったが、
それほど混むこともなく、5分間停車して9:23に発車。雲もほとんど無くなり、また強い日差しが車内に差し
込んでくるようになった。

 しばらく電車に揺られ、浜松駅には3分ほど遅れて到着。乗り換え電車の座席を確保し、発車まで10分ほ
どあったので駅弁を購入。車内で遅めの朝食とする。浜松駅10:45発の新快速は乗り心地もよく、東海道
本線沿線の景色を眺めながら快適な時間を過ごすことができる。



 そして東京駅を出てから約6時間が経った12:08に名古屋駅に到着。電車を降りるとムッとする暑さが
襲ってくる。しかし、ここでのんびりすることはできず、わずか2分の接続で乗り換えをしなければならない。
急いで階段を駆け下り、鳥羽行きの快速みえ7号が待つホームに向かう。

 なんとか間に合ったものの、2両編成の車内はもう満席。しかたなく30分ほど立って過ごし、最初の停
車駅の桑名駅でなんとか空いた席に座ることができた。

 なお、この快速みえは名古屋を出て関西本線、紀勢本線、参宮線を通り終点鳥羽駅まで向かうが、途
中の河原田駅〜津駅間は三セクの伊勢鉄道の路線を通りショートカットする関係で、別途伊勢鉄道線の
運賃490円が必要となる。

 今日は終点の鳥羽まで行かず、途中の松阪駅で下車し、JR東海の路線で唯一まだ乗ったことのない
名松線(めいしょうせん)の旅を楽しむことにしている。しかし、松阪駅で2分の接続で乗り換えなのに、一
つ前の津駅を出た時点で3分の遅れが出ており、はたして乗り継げるのかと心配になったが、ちゃんと松
坂駅では出発を遅らせてくれていた。にもかかわらず、快速みえ7号から乗り換えたのは私1人だけだっ
た(申し訳ない・・・)。

 1両きりのワンマンカーには、10人ほどの乗客が発車を待っていた。13:22に伊勢奥津行きは2分遅
れで松阪駅を発車。ほどなく田園地帯をのんびりと進むことになる。

 名松線は松阪駅から伊勢奥津駅までの43.5kmを結ぶローカル線で、終点伊勢奥津駅で行き止まり
となっている。途中までは田んぼを眺めながらの平野部を走る旅となるが、家城駅を過ぎたあたりから山
間部の色合いが濃くなってくる。

 勾配がきついためか、車両はかなりのんびりしたスピードで進んでいく。この辺は美杉村のあたりで、村
の名前の通り、沿線に杉林が多く見られ、線路も杉林の中を走る区間もある。

 また、車窓の左右にきれいな川が眺められ、渓谷美を楽しむこともでき、なかなか味わい深いローカル
線である。

  

 車窓を楽しみつつ、松阪駅を出て1時間強の14:35に終点の伊勢奥津駅に到着。これでJR東海の旅
客線を全線完乗したことになる。名松線は沿線風景がすばらしい路線で、いい思い出になった。

 駅に降りてみるとセミの声と遠くに川の流れる音しか聞こえないような、のどかな場所である。駅は無人
駅だが歴史を感じさせる駅舎で、駅名も右から左に書かれており、しかも「駅」という字が旧字体となって
いる。また、少し歩くと線路が行き止まりとなっている地点があり、山あいの終着駅という感じがなかなか
いい。

  

 駅前の道を少し歩き、道路の下を流れる小川のほとりまで行ってみる。きれいな川が木々に囲まれて
流れており、ひとときの涼を得られる。山のほうなので暑いかとおもっていたら、それほどでもなかった。



 しばし散策したあと駅に戻り、駅備え付けの「名松線物語」という自由帳を眺めて時間をつぶす。この駅
に来た人たちの雑記帳という感じのノートで、このとき駅には18号と19号のノートが置いてあった。なお、
19号のノートの最後のほうには、私も少し書き込みをしてきた。



 15:13にさっき乗ってきた車両で折り返し、伊勢奥津駅をあとにし松阪駅に戻ることに。車窓風景を
ボーっと眺めながら、16:30に松阪駅に到着

 19分の接続で伊勢市行きに乗り換えとなるのだが、実はいま乗ってきた名松線の車両がそのまま伊
勢市行きになるのだった。気づかずに1回降りて乗り換え列車のホームを探してたら、実はそのまま乗
っていればよかったということに・・・。

 ということで、16:49にさっきと同じ車両で伊勢市駅に向けて出発。陽もだいぶ落ちてきて、窓から見
える景色にも夕方の雰囲気が出てきた。そして17:22に伊勢市駅に到着。駅のベンチをはじめ、いた
るところで名物「赤福」の看板が目につく。



 予約していたホテルにチェックインしたあと外出し、駅から徒歩数分で着く伊勢神宮(外宮)に参拝。か
なりの広さがあり、木々に囲まれた静寂な空間があたりを取り囲んでいる。この後駅前を散策し、ホテル
に戻り、明日の旅に備えゆっくり休むことに。

  


7月21日(日)

 8時前にホテルを出て伊勢市駅に向かう。外に出ると、朝から日差しが厳しい。今日は鳥羽に向かい
観光をした後、東京に戻ることにしている。

 まずは8:08発の鳥羽行きに乗り旅をスタート。しばらく田園風景を見ながら進むが、池の浦シーサイ
ド駅(臨時駅)を過ぎたあたりから車窓左手に海が見えてくる。



 ただし、わずかな区間しか海は見えず、そのまま鳥羽駅に到着。参宮線の終点鳥羽駅に来たのは数
年ぶりだったが、駅前の雰囲気はあまり変わっていなかった。



 さっそく駅から徒歩約10分の鳥羽水族館に向かう。8:30からオープンしており、2,400円の入場料
を払い中へ入る。ここの水族館のキャッチフレーズが「超水族館」と謳っているほどであり、確かに充実
した施設となっている。



 早い時間に行ったので、子供たちも少なく静かに見れるだろうと思っていたのだが、既に大勢の子供
たちがにぎやかに走り回っていた・・・。

 結局1時間半ほどかけてじっくりと見て回り、10時過ぎに水族館を出て、海沿いを歩きながら駅まで戻
る。そして鳥羽駅から10:31発の名古屋行き快速みえ8号に乗車。前日と同様三セクの伊勢鉄道を通
ることから追加で490円がかかるものの、きれいな車内で快適な旅ができる。

 鳥羽駅を出る段階では、早い時間だったため観光帰りの客も少なく、車内はすいていたが、終点の名
古屋が近づくにつれ混みだし、四日市駅を出た段階で満席となり、立ち客が出るようになった。

 そして鳥羽駅を出て2時間弱で名古屋駅に到着。乗り換え時間を利用して駅弁を購入し、車内で昼食と
することに。

 名古屋駅からは12:35発の豊橋行き快速に乗車し、東海道本線を東京へ向けて北上する。先ほど買
った駅弁を食べつつ旅を続け、13:24に豊橋駅に着く。

 2分の接続で浜松行きに乗り換えとなるが、この旅初のロングシートの車両にあたってしまった。とはい
え浜松までは30分ほどの乗車時間なので、しょうがないとあきらめる。

 13:58に浜松駅に着き、ホームの向かいで待つ富士行きの普通電車に乗車。それほど混んでなく、ボ
ックスシートの座席を確保。10分ほど待ち14:09に浜松駅を出発する。次の乗り換え駅の静岡駅まで1
時間強あることから昼寝をして過ごすことに。

 目が覚めたら静岡駅で発車のアナウンスをしているところだった。慌てて電車を降り、静岡駅始発の熱
海行きに乗り換える(またロングシートの車両だった・・・。)。

 10分ほど待って発車する際にはかなりの乗客となったが、3つ先の清水駅でだいぶ降り、立ち客はいな
い状態に。静岡駅を出て20分ぐらいの由比駅の付近では太平洋が見えてくるが、このときは曇り空であま
り眺めが良くなかった。

 1時間強電車に揺られ、16:45に熱海駅に到着。8分の接続で、最後の乗り換え電車となる快速アクテ
ィーに乗車。熱海駅を出てしばらくは車窓右手に海が見え隠れする。



 小田原のあたりまでは海が見えるが、それから先は住宅街をひたすら東京に向けて進むのみである。窓
を眺めてても退屈なので、本を読みながら過ごす。

 そして18:29にようやく東京駅にたどり着いた。この2日間は、ほとんど電車の中にいたような感じがする
が、外が暑いこの時期は冷房の効いた車内から山や海の景色を眺めているのもいいものだった。

 東京駅から地下鉄東西線に乗り換え、19時ごろ地元の葛西駅に到着。この夏最初の旅が終わる。