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平成14年3月8日(金)〜10日(日) 秋田・男鹿半島への旅


【スケジュール】

3月8日(金)
新宿23:09

3月9日(土)
→ 
村上05:58/06:03 → 酒田08:25/09:41 → 秋田11:31/12:53 → 男鹿13:50/15:15
→ 秋田16:12/16:30 → 新庄19:07

3月10日(日)
新庄05:54 → 米沢07:57/08:03 → 福島08:48/09:40 → 郡山10:27/10:33 
→ 黒磯11:38/11:55 → 宇都宮12:45/12:55 → 赤羽14:27/14:30 → 上野14:40 

 



3月8日(金)

 3月8日金曜日の夜、仕事を終え帰宅し、すぐ旅支度をして新宿駅に向かう。年末年始に函館へ
向かったときに利用した快速ムーンライトえちご号で、今回は秋田方面への旅に出た。

 22:50ごろに新宿駅に到着。電車はすでに入線しており、自分の指定席へ。長旅となるので早め
に寝ようと思いつつ、なかなか眠れない。


3月9日(土)

 寝つかれないまま0:58に高崎駅到着。ここで32分の停車時間があることから、駅の外へ出てみる。
 「確かコンビニが近くにあったはずだ」と思い駅から出ると、目当てのコンビニの向かいに某牛丼店
が。ついつい入ってしまい、牛丼の並を注文。深夜1時だというのに・・・。
 ささっと牛丼を食べて食欲を満たし、車内に戻る。

 1:30に高崎駅を出てからもなかなか眠れないまま過ごす。2:30過ぎに水上駅で運転停車。窓か
ら眺めるとホームに雪が見えた。

 そうこうして、おそらく3時半すぎに眠ったと思うが、5時半には目を覚ましてしまう(といっても終点
村上着が5:58なので丁度よい時間だった)。
 徐々に明るくなりはじめ、村上付近では景色はしっかり見えるくらいになっていた。ただ、空は曇っ
ていたが・・・。

 5:58に村上駅到着。昨年末の教訓をいかし、先頭車両に移動していたため、ホームを渡る階段
のすぐそばで下車。急いでとなりのホームに向かい、進行方向左側の座席を確保。ここから酒田ま
での間は、車窓左手に日本海が広がる区間が多く、「笹川流れ」の眺めが名所となっている。

 昨年末に乗ったときは村上駅を出る段階でほぼ満席となったが、今回は1番後ろの車両に乗った
からか、各ボックスシートに1、2人が座るという感じだった。

 村上を出て5分もすると日本海が現れてくる。曇り空のもと荒れる波がいかにも日本海らしい風景
である。



 車窓に海が眺められるのも三瀬駅までの約1時間強の区間で、あとは平野部を進むことになる。
車内は土曜日ということもあり、高校生でだんだんとにぎやかになってくる。期末テストの最中なのか、
勉強にいそしんでいる姿を見ると、自分にもそんな頃があったなぁと、懐かしく思い出される。

 そして8:25に酒田駅到着。ここで1時間以上待ち時間があるので、駅弁を購入し朝食とする。その
後駅前を散策してみるが、開いている店もなく、駅に戻る。

 今度は9:41発の秋田行きに乗る。以前乗ったときと同様ロングシートの電車で終点まで向かうこと
になる。とりあえず寝不足を補うよう寝ていくことにする。

 秋田駅には11:31に到着。直前まで熟睡してたので頭がぼーっとしている。しかし駅を出るとやはり
寒く、だいぶ目も覚めてきた。1時間以上時間があることから、駅から徒歩数分のところにある千秋公
園に向かう。

 ここは佐竹氏の居城の久保田城があったところで、広大な敷地が公園として整備されており、入り口
の看板には「日本の都市公園100選」との表示も。いくつかの施設が復元されており、小高い丘を登る
と表門が現れる。



 ここを通りしばらく歩くと、久保田城御隅櫓があり、中に入ることができる(入場料100円)。ただし12
月29日から3月31日までの間は休館となっており、このときは入ることができなかった。



 公園内を散策したあと駅に戻り、12:53発の男鹿行きに乗る。発車の20分ほど前に車内に入ったの
に、席はほとんど埋まっていた。時間的に学校帰りの高校生が多く、ほかにも秋田市内に買い物にきた
と思われる沿線の人でいっぱいだった。

 秋田駅を12:53に定刻通り発車。これから進む男鹿線は、JR東日本管内の路線でいままで乗ったこ
とのない、唯一の路線である。
 途中までは奥羽本線を走り、追分駅から男鹿線に入ることになる。男鹿線沿線は所々山が見られるが、
住宅が建ち並ぶ景色が多い。地図を見ると海沿いを走っているのだが、車窓からはほとんど海が見えず、
終点男鹿駅の手前でちらっと見えるくらいである。

 13:50に男鹿駅到着。これでJR東日本管内の旅客線を全線完乗したことになる。当初は特に意識し
ていたわけでもなく、18きっぷのシーズンにこれまで乗ったことのない路線に出かけるようにしていたら、
いつの間にかいろんな路線を乗り歩いていた。結局、JR東日本管内では男鹿線だけが最後まで残って
しまっていた。

   

 さて男鹿駅に降り立ち1時間半ほど時間をつぶす予定にしてある。駅前では「なまはげ」が歓迎してくれ
ているが、観光に行こうとすると、男鹿半島の主な観光地は駅周辺にはなく、バス等で時間をかけて移動
しなければならない。



 そのため、近場の観光名所を探すと大龍寺というのがあり、そこを訪れてみることにする。駅から10分
ほどで着くが、けっこう山の上のほうにある。庭園がきれいに整えられており、また市内の眺めもよく、海
まで見渡せる。なお、この寺の看板には「男鹿霊場 美女の寺」とあるが・・・。

   

 大龍寺を参拝した後、どこかで郷土料理を食べようと思ったが、ちょうどいい店が見あたらない。本当は
あったのかもしれないが、見つけられなかった。事前の調査不足でもあるんだけど・・・・。

 で、することもないので海に向かってみるが、風が非常に冷たい。ちょっとしたマリーナがあるが、この季
節に人がいるはずもなく、余計寒々と感じる結果になった。仕方なく駅に戻り、待合室で待つことに。
 そして15:15発の秋田行きに乗り、先ほど来た道を引き返す。

 16:12再び秋田駅に戻り、今度は16:30発の奥羽本線新庄行きに乗り換える。
これまでは海沿いを通って旅をしていたため雪はほとんど目につかなかったが、奥羽本線に入って山沿い
を走るようになると、だいぶ雪が残っているのが見える。



 横手を出ると(17:38発)だいぶ暗くなってきたが、それでも周囲の雪の量がかなりあるのはわかる。積
もっているところでは50cm以上あったのではないだろうか。3月とはいえ、やはり雪国の春はまだまだなん
だなと思う。
 また途中の及位駅(「のぞきえき」と読む)で3分停車のとき外に出てみたら、腰が埋まるぐらいの雪が残っ
てた。



 19:07に本日の最終目的地である新庄駅に着き、駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いた後すぐに
外出し、ホテルの向かいにあるそば屋「一茶庵分店」に入る。言わずもがなだが、山形はそばが名物で、
県内各地でそばのうまい店がある。このときは「とりそば(580円)」を食べたが、歯ごたえのある太いそば
に、ほのかにユズの香りがする濃いめのつゆがおいしかった。




3月10日(日)

 朝5時に起き、支度を整えホテルを出る。まだ外は暗く、新庄駅前も人はほんどいない。



 外はまだ寒く、とりあえず暖房の効いた電車の中で発車を待つことに。5:54の定刻に米沢行きの普通電
車は発車。徐々に外も明るくなってきた。このあたりも雪は相当残っているのがわかる。



 しかし、新庄を出て30分ほどした村山駅を過ぎると雪の量がめっきり減ってくる。多少でも南に来ると違う
のだろうか。
 山形が近づくにつれだんだんと混みだしたが、山形駅でほとんどの人が下車。10分間の停車の後、山形
駅を出るときは私がいた車両には3人しかいなくなっていた。

 奥羽本線をさらに南下し、7:57に米沢駅に到着。このあたりになるとまた雪が見られるようになる。6分
の接続で福島行きに乗り換え。米沢駅は名物米沢牛を使った駅弁が何種類かあり楽しみにしていたのだ
が、この時間ではまだ売っていなかった。

 しかたなく電車に乗り、旅を続けることに。米沢〜福島間は県境越えとなる区間でもあり、だんだんと山を
登っていくのがわかる。沿線は民家もまばらになり、ゆえに景色が素晴らしいものになっていく。まぶしい太
陽に照らされた雪が輝いており、目を楽しませてくれる。



 しばらく雪景色を眺めていたが、県境を越え福島県側の赤岩駅に着くと、付近に雪はだいぶ少なくなっ
てくる。

 福島駅に着いて約50分の待ち合わせで郡山行きに乗車。ロングシートの車両で景色を楽しめない。し
かたなく本を読んで過ごす。

 10:27郡山駅着。6分と短い接続時間で黒磯行きに乗車。車窓を眺めて過ごすが、平野部をずーっと
走るため、何もない田んぼと遠くに山々が見える景色が続く。



 そして黒磯、宇都宮で乗り換えをし、14:40に上野駅到着。午後の早い時間だが、今回の旅はこれで
おしまいとなる。