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2001年12月22日(土)〜23日(日)
 臨時「大垣夜行」で行く冬の高山と日本海の旅


【 ス ケ ジ ュ ー ル 】

12月22日(土)
品川23:55 → 

12月23日(日)
→ 岐阜5:44/5:49 → 美濃太田6:20/6:24 → 高山8:44/10:20 → 猪谷11:19/11:24 
→ 富山12:09/12:26→ 直江津14:26/14:27 → 青海川15:02/15:11 → 柿崎15:23/15:37
→ 長岡16:42/17:40 → 水上19:41/19:49 → 新前橋20:41/20:49→ 上野22:41


 今年の冬最初の18きっぷの旅は、品川発の臨時快速電車の大垣行き、通称「大垣夜行」で冬の
高山と日本海を見る旅に出ることにした。

 都営地下鉄等を乗り継ぎ、JR品川駅に到着。今回乗る電車は品川駅を23:55に出発し、川崎
駅で日付が変わる(0:06発)ことから、品川〜川崎間の乗車券(210円)を買い、日付の変わる
川崎駅から18きっぷを使うことにする。
 本当は「快速ムーンライトながら」で行こうと思ったのだが、指定席が取れなかったので(ムーンライ
トながらは東京から小田原までは全席指定、小田原から一部指定となる)、やむなくこの全席自由席
の大垣夜行での旅となった。

 時期によっては18きっぷ利用者で相当混むので、早めに並ばなければと思い21時頃に品川駅7
番線ホームに行くと、各乗車口ごとに2,3人が待っているのみ。まだ大丈夫だなと思い、一応新聞
紙と雑誌を置いて場所をキープし駅内の本屋やそば屋に入って時間をつぶす。
 そして22時頃ホームに戻るが、まだ各列に6,7人しか並んでいない状況。このままホームにいて
も寒いので、新聞と雑誌で場所をキープしたまま、とりあえず駅のなかにいることにする。
 なお、荷物を置いて場所をとっておくときは、くれぐれも貴重品は置きっぱなしにしないこと。無くなっ
てても、文句は言えません。

  

 ということで、23時頃にホームに戻ったらなんと電車が予定より早く入線しているところだった。あわ
てて荷物を置いていたところに戻り、電車内に駆け込み座席を確保。
 といっても、まだこの段階ではほとんど席は埋まっておらず、先頭の1号車にはボックスシートの空き
も見られた。
 これだったら、寒い中並んだりせず、23時ちょっと前に品川駅に来ればよかったと思ったりもした。
もっとも、たまたまこの日が乗客が少なかっただけかもしれないので、やはり余裕を持った行動が必
要なんだろうか。

 予定より2分ほど遅れて23:57に品川駅を発車。この時点で、1号車では各ボックスシートに2,3
人が座っている状態だった。しかし、川崎、横浜で旅行者でない、近距離利用の乗客が乗車してくる
ようになり、横浜を出た段階で満席となり、通路も立ち客でほとんど埋まってしまった。ただし、小田原
に着く頃にはだいぶ落ち着き、乗客の動きもほとんどなくなった感じだった。
 
 ところで、この車両の座席はボックスシートなので、座り心地が悪い。ふつうに乗る分にはいいのだ
が、眠ろうとするとなかなか寝つけない。おまけに窓の隙間から少し風が入ってきて寒い。

 結局寝たり起きたりを繰り返しながら、5:44に岐阜駅に到着。さすがにまだ周囲は暗闇に囲まれて
いる。ここで5分の接続で美濃太田行きの普通に乗り換え。大垣夜行から乗り換えた人も数人いた。
とにかく寝不足で頭がぼーっとしている。

 6:20に美濃太田駅に到着。飛騨古川行きに乗り換えるが、車内が全然暖まっていなくて寒い。
美濃太田を出るころから、東の空が徐々に明るくなりはじめる。このあたりでは田畑に霜が降りている
が、まだ雪は見えない。車窓右手に飛騨川を眺めながら進む。



 しばらく行った飛騨萩原駅で6分の停車時間。外に降り立つとかなり寒い。ここはこじんまりとした駅
で、駅入口そばの円筒形のポストがのどかな感じを出している。



 高山に近づくにつれ、だんだんと雪の量も多くなってくる。山々の雪化粧が美しく、眠たくなっている目を
覚ましてくれる。

  

 そして8:44に高山駅に到着。1年半ぶり2度目の高山訪問である。前回は夏の暑い盛りだったが、今
回は雪景色の高山観光となる。
 小雪がぱらついているものの、太陽の光が雪に反射してまぶしいくらいだ。

 高山駅を出てすぐのところにある観光案内所で地図をもらい市内散策に出かける。最初に市内を流れ
る宮川沿いの宮川朝市へ。
 こんな寒い時期にも関わらず、おばちゃんたちが店を出し漬け物などを売っている。寒い中、観光客の
姿も多く、それなりににぎわっている。
 朝市のそばの橋のたもとには団子屋の出店があり、みたらしだんご(60円)を買い、食べながら散策を
続ける。このだんごは醤油の味のきいた、素朴な味わいとなっている。

  

 その後、古い町並み地区へ。まだ開いていない店も多かったが、風情のある町並みは相変わらず素晴
らしかった。

  

 町並みを通り抜け、高山陣屋に到着。時間がなかったため中には入らなかったが、ここでも朝市をやっ
ており、おみやげにこの地方で魔除けとされている「さるぼぼ」を購入。

  

 そして駅に戻り10:20発の猪谷行きに乗車。高山駅を出てしばらくすると、真っ白な風景が現れてくる。
県境に向かうにつれて、雪の量はどんどん多くなってくる。

  

 駅弁を食べたせいか、寝不足もありしばらく眠ることに。目が覚めたのは終点猪谷到着の直前だった。
猪谷駅には5分以上遅れて到着。接続の列車も発車時刻を過ぎていたためか、乗ったか乗らないうちに、
すぐの発車となった。

 猪谷駅を出て2駅も進むと、とたんに雪が少なくなる。山を越えて日本海側に入ったから雪が深くなるか
と思ったら逆だった。

 12:09に富山駅到着。駅周辺に雪は全然無かった。富山駅は今回はあくまでも乗り換えだけなので、
観光をすることもなく、駅弁を買って12:26発の直江津行きに乗る。



 滑川駅を出たあたりから車窓左手に日本海が見えてくる。しかし、この日は好天で、雪もなかったため
か、冬の日本海といった感じはなかった。

 14:26に直江津駅到着。ここまでしばらく眠っていた。1分の乗り換えで長岡行きの普通に乗車。この
辺になると、日本海側の空が曇り気味になってきた。

 次の目的地は青海川駅。ただの無人駅である。しかし、ホームのすぐ横が海という絶好のロケーション
からポスターに使われたり、ドラマの舞台になったりと、結構有名な駅である。
 昔のドラマ「高校教師」の最終回、主人公の二人が電車に乗り込んだ駅もこの青海川駅であった。

  

  

 15:02に青海川駅に到着。降りたのは私一人だった。寒い。海からの風が、容赦なく吹きつけてくる。
確かに海に近い。というより、ホームの下がすぐ海である。ドラマとかに使われるのもわかる気がする。
写真をとっていてもいい絵になるのだが、とにかく寒い。
 予定では次の長岡行きまで50分ほどこの駅にいようと考えていたが、あまりにも寒いので(駅舎はある
が暖房は当然無い。)、9分後に来た反対方向行きの電車に乗り、柿崎駅まで戻ることにする。

 10分ほど外にいただけなのに、かなり体は冷えていた。乗り込んだ暖房がきいた電車の車内は、本当
に天国のようだった。

 15:23に柿崎駅に下車。ここでは待合室に暖房があるので、ここで少々待つことに。15:37発の電車
で再び長岡方面へ向かう。
 同じところを何度も通ることになるが、この辺りは車窓からの海の眺めが素晴らしいのであきない。特
に冬は暖房のきいた車内から眺めるてるほうがよい。

 しばらく日本海を眺めながら旅を続け、やがて柏崎駅に到着。信越本線をさらに進むが、柏崎を過ぎた
辺りから、また車窓に雪景色が広がってきた。やはりこの時期、まだ海沿いでは雪は降っても残るほどで
はないのだろうか。山沿いにくると雪の量が全然違っている。



 そうこうするうち16:42に長岡駅に到着。1時間ほどこの駅で時間をつぶす。おみやげを買い、17:40
発の水上行き電車に乗る。すでに外は暗くなっているが、雪の白さは車窓からも確認できる。上越線に入
ってからますます雪が深くなったようだ。
 途中停車時間のあった越後中里駅では、写真のようにホームがかなりの雪に覆われていた。



 19:41に水上駅に着き、8分の接続で高崎行きに乗車。水上辺りでも結構雪は深い。本当はこの電車
で終点の高崎まで行ってもいいのだが、次の乗り換え電車が新前橋駅始発なので、新前橋駅で下車し、
上野行きに乗り換える。

 雑誌を読みながら過ごし、22:41に上野駅到着。銀座線、東西線を乗り継いで葛西駅に到着し、今年
の冬最初の18きっぷの旅が終わった。